2025年5月、テキサス州ヒューストンが世界の業務DXの震源地になりました。
カイト合同会社は、世界中のパートナー・顧客が集結する年次カンファレンス【Zoholics USA 2025】に現地参加し
最前列で得た“最高にホットな一次情報”を本レポートでいち早く共有します。
最前列で得た“最高にホットな一次情報”を本レポートでいち早く共有します。
〜AI × 自動化で“使えるDX”が始まった〜
1. Ziaが主役に。業務に“自然に溶け込むAI”の衝撃
Zia(Zoho Intelligent Assistant)は「AIを使っている」と意識させない自然さで、ビジネスオペレーションを裏側から再設計しています。
Ziaの主な進化ポイント:
- メール、CRM、ドキュメントへ文脈に応じてシームレス統合
- 契約書の要素抽出/ファイルアップロード時のセキュリティ/営業レポートの自動生成など
- Zia Hubs:ドキュメント・契約・会議録音などを一括分析し、タスク自動作成や要件定義書の自動生成まで
AIを意識せずにAIが機能する──
それがZiaの目指す“業務の頭脳化”です。
2. CRMの進化は「話す」×「描く」時代へ
「CRM for Everyone」:全部門にフィット
営業・法務・経理など各チームに最適化されたビューを提供し、誰もが“使いたくなるCRM”へ。
今後追加される新機能として、
- ZiaSnap × CanvasでノーコードCRMデザイン
- 手描きの設計図をそのままCRM UIに変換
- 担当者の声や意図を、プロがいなくても反映できる設計へ
音声対話型CRM操作
「売上レポート出して」「契約モジュール作って」など、Ziaに話しかけるだけで実行可能!!!!
現地ではデモも見ましたが、びっくりします。
なおこれら機能の日本語対応についてはおって確認しますので興味ある方はお問い合わせください
3. Zia Agents:AIが“人のように”働く世界
Ziaは単なるツールではなく、「社内スタッフのように振る舞うAIエージェント」に進化しています。
Zia Agents
- メール整理、脅威対応、会議要点抽出、マインドマップ生成など
- 会議前後のインサイト抽出やアクションアイテム提案なども可能
Agent Studio
- 独自エージェントを作成・展開できる開発環境
- Zoho Directory経由でアクセス権を人と同様に管理可能
- 外部APIやZoho Flow、Catalyst、RPAとの連携が可能
- AI Bridge経由で、外部LLMも統合可能(OpenAIなど)
4. 新製品・サービスの発表
これまでベータ版のような形で提供されていたアプリがさらに強化され正式リリースへ。
● Ulla Enterprise Browser(企業向けブラウザ)
- セキュリティ重視(DLP、ダウンロード制御、クリップボード制御など)
- Zoho Voice/テキストでの制御も可能(例:タブミュート、グルーピング)
● Zoho Payment
- 会計、在庫、給与などを含む統合スイート(Snatch Domination Suite)
- 銀行との連携でKYC/KYB、AML対応、決済スピード向上
- ネイティブなZoho統合で、請求・定期支払・リスク管理までカバー
● 小売業向けPOS(米国限定)
- 無料提供、店頭・モバイル対応
- CommerceやBooksなどとの統合が可能
- 今後、より高度な連携機能を追加予定
まとめ
個別相談・導入支援受付中!
Zoholics USの熱気と一次情報を、日本の企業の皆様の業務に還元するべく、
カイト合同会社ではZia・AI・自動化ソリューション導入支援のご相談を承っております。
「まずは少し話を聞いてみたい」という方も歓迎です。
▶ こちらからご相談ください
または、お気軽に担当までご連絡ください。
Zoholics US 2025は、AIが“見えないインフラ”として業務に浸透する新時代の始まりを告げるイベントでした。
私たちはその現場で、Zohoの本気を目の当たりにしました。
今こそ、AI・自動化・業務再設計に一歩踏み出すときです。